「道具を使う=賢い」の代表例としてカラスが有名ですが、実は道具を使う動物は他にもいます。
この記事では、観察例としてよく知られている行動(道具で獲物を取る・体を守る・目的のために物を利用する)をもとに、道具を使う動物をランキング形式で10種類紹介します。
※ここでいう“道具”は「目的のために物を利用して行動を変えること」。高度な加工から、シンプルな利用まで含めます。
ランキングの基準
- 道具使用が複数回確認されている
- ただ使うだけでなく、**工夫(選ぶ・使い分ける・作る)**が見られる
- 行動が目的達成に役立っている
道具を使う動物ランキング10選
第10位:ハゲワシ(石を使う鳥)
鳥の中には、硬い殻を割るために石を利用する例が知られています。
「殻が硬くて開かない」→「落とす・当てる・割る」といった工夫は、道具の考え方に近い行動です。
第9位:イヌ(環境や物を利用する)
犬は“道具作り”は少ないですが、状況に合わせて物を使う(引っ張る・押す・運ぶ)など、学習で上達する行動が多いです。
特に家庭犬は人間と暮らす中で、物の扱いが上手くなることがあります。
第8位:ネズミ(簡単な道具課題に強い)
ネズミは学習と問題解決能力が高く、実験でも「物を動かして目的を達成する」課題をこなします。
道具使用の派手さはないけど、ルール理解と応用が強いタイプです。
第7位:ゾウ(枝などを使う)
ゾウは枝を使って体をかいたり、虫を追い払ったりするような行動が観察されています。
目的に合わせて“使えそうな形の物”を選ぶのがポイントで、道具利用として分かりやすい例です。
第6位:イルカ(狩りで環境を利用する)
イルカは群れで協力して狩りを成立させるだけでなく、環境や物を利用する高度な行動が知られています。
個体間で学習が伝わることもあり、社会的な学習が強みです。
第5位:タコ(物を盾として使う)
タコは周囲にある物(貝殻など)を利用して身を守る行動が報告されています。
柔らかい体を守るために“使えるものを選んで使う”発想が見られ、賢さを感じる例です。
第4位:ラッコ(石で貝を割る)
ラッコは道具使用の代表格で、石をハンマーのように使って貝を割ります。
繰り返し安定して行う個体が多く、観察例も多いので、道具使用がイメージしやすい動物です。
第3位:カラス(道具を使う鳥の代表)
カラスは針金を曲げたり、棒を使ったりして目的を達成する例が知られています。
さらに、状況を見てやり方を変えるなど、工夫の幅が広いのが特徴です。
第2位:ニューカレドニアガラス(道具を“作る”)
このカラスの仲間は、枝などを加工してフック状の道具を作り、餌を取り出すことで有名です。
「その場で作る」「形を調整する」という点が強く、道具使用のレベルが非常に高いとされます。
第1位:チンパンジー(道具使用の種類が多い)
チンパンジーは、枝でシロアリを釣る・石で木の実を割るなど、多様な道具使用が知られています。
さらに、群れや地域でやり方が違うこともあり、**学習が受け継がれる(文化に近い)**点も“賢さ”の証拠として注目されています。
よくある質問
Q1. 「道具を使う」ってどこからが道具?
厳密な定義は研究分野で違いがあります。
この記事では「目的のために物を利用して行動を変える」を広めに採用しました。
Q2. 一番有名なのは?
一般的には カラス・チンパンジー・ラッコ が有名です。
ただ、研究が進むと他の動物でも新しい例が見つかることがあります。
まとめ
- 道具使用は、知能の分かりやすいサインの1つ
- カラス類・ラッコ・チンパンジーは特に代表的
- 「使う」だけでなく「作る・使い分ける」ほど高度になりやすい
